GW再び…

ごみもあい

2007年05月22日 01:29


梅雨中休みの月曜日。GW明け以来2週間ぶりの海岸清掃です。
GW=ゴールデンウィークですが、
私の中ではGW= ゴミわんさか とか ゴミの忘れ物 とも言います。
いずれも新聞からいただいたフレーズですけど。

そんなことが頭を過ぎったこの日の清掃活動。
すると出ましたよ、ポイ捨てをはるかに超える ガバ捨て が。


まぁ最近これぐらいでは動じなくなった自分がちょっと怖いんですが。
ポイ捨てのレベルじゃないですよね、これは。
内容は木炭に、食品トレー、割り箸、串に定番の紙おむつなどなど。
子連れのファミリーだな、こりゃ。
しかも弁当の空容器まで出てきました。
消費期限が5月9日… 捨てられて10日ほど経っているようです。
犬に荒らされていることからもわかるように、匂いもかなりキツかったです。ハイ。


ガバ捨ての処理を終えて砂浜に行くと、おっと!着水寸前のビニールを発見。
よく見るとすでに一部は着水してました。
これが沖に流れ出したら、ウミガメがまた誤食して死にます。危ないところでした。

そう、危ないといえばコレ↓

子どもをもつ親御さんは特に考えてほしいですね。
こんなのが沖縄のビーチにもゴロゴロ落ちております。時には砂に埋まっていることもあります。
ガラスに限らず、釣り針とかプレスチック片とかもね。
沖縄のビーチも残念ながら、子どもが安心して裸足で遊べるような状態ではありません。
誤って踏もうもんなら大ケガです。お子様には必ずサンダルを履かせて下さい。





砂浜にもゴミがあります。

これは弁当の空容器が入った袋。






「環境にやさしい袋」というのが何とも皮肉なもので… それもこのように捨てられてしまえば、そうも言えないわけでね。

生産者の気持ち、消費者には伝わらず…






砂の中からちょこっと出ていた袋。
掘り出してみたら、結構たくさん埋まってました。弁当の空容器とスナック菓子の袋でした。





保安林に残された焚き火のあと。
これも知っておいてほしいんですが、保安林や砂浜では焚き火は禁止行為です。
この焚き火はゴミを燃やしたものでした。
どうやら紙おむつを燃やしたらしく、ほとんどが燃え残ってました。紙おむつはなかなか完全に燃えません。吸水部分が燃え残るのです。






この日の成果です。GW並みにゴミわんさかでした。

それでもこの日はご褒美が!


この日の夕焼けにはホントに癒されました。


報告者/やんばる支局・天願(山海人)

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